【2019年2月28日公開2022年3月更新】
ここが困ったコーネンキをご覧戴き有難う存じます✨
旬の物を食べるだけ【なんちゃって薬膳】実践中、小幡リアンです。
今回はイカとシジミについて、よろしくお願いいたします。
3分ほどの音声版はこちら↓
【なんちゃって薬膳】について
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓
食材について、薬膳的な効果を調べずにはおられないようになりました(笑)
とはいえ、基本的には旬のものを食べるだけという気軽なモノ、したがって【なんちゃって薬膳】としております。
ヤリイカの旬
買い出しに出かけたら、ヤリイカをみつけました。
実は私はイカは好きではありません。
というか、いか、たこ、えび、かにが好きじゃないまま大人になりました。
アレルギーはないので食べてはきましたが。
(えびは数年前から好きになりました)
そんな私がイカが美味しそうにみえるのです。
これは、身体からのサイン。
好きでもないのに食べたくなるのは、身体が欲している証拠。
私は迷わず買い物カゴにIN
ヤリイカの旬は2月。
ヤリイカってカタカナで書くとロシア語みたいですね。
カリンカ、トロイカ……。
その夜、食してみたらば、大変美味しうございました。
ヤリイカは、皮の剝きやすさにるん♪
ただ焼いただけでしたが、やわらかくて驚き。
普段、積極的にイカを食べないので、小さなことも新鮮な驚き
でした。
ちなみに、ヤリイカを手にして振り返るとそこにシジミが。
シジミも美味しそうにみえたので、体が欲しているとばかりに購入。
ヤリイカの薬膳的効能
ヤリイカは、薬膳的にみると、【肝】(ざっくりいうと肝臓とその周辺)と【腎】(ざっくりいうと腎臓とその周辺)に作用する食材。
【肝】に作用するとはどういうことかとこれまたざっくり言うと、肝臓の働きを助けるんですが、肝臓は血液の貯蔵庫。
血液をきれいにしたり、血流量の調整をしたり、【血】に大きなかかわりを持っています。
すなわち、ヤリイカには【血】を補う作用があります。
イカが食べるチークというのも納得ですね。
また【腎】に作用する食材にはアンチエイジング効果が期待できるそうです。
【腎】に作用する食材についてはこちら↓
シジミの薬膳的効能
シジミの旬は夏と冬(1月から4月)だそうです。
薬膳的にはヤリイカと同じく【肝】に作用する食材。
シジミに関しては、昨今TVCMなどでもオルニチンとか、二日酔いにシジミパワーとか言われているのでご存知の方も多いと思います。
またシジミにも【血】を補う作用があります。
更年期のうるおい不足と【血】との関係
更年期は、乾燥肌やかゆみなど、思わぬ肌トラブルが出現する時期でもあります。
私の場合↓
さて、そんなお肌のうるおい不足に【血】がかかわっています。
血液少なめだったり(=【血虚】)
全身を流れる血液量が少なくなることで、血行不良(=【瘀血】)になったりすることで、うるおい不足になることも。
「血液」【血】も液体、「うるおい」の内。
更年期のイライラに
また、更年期はワケもなくイライラしちゃう、なんてこともあったり。
実はこのイライラにも【肝】は関わっています。
肝臓に解毒=デトックス作用があることは広く知られていますが、感情のデトックス作用もあるので、【肝】の機能が低下するとイライラする、ということらしいのです。
と、いうことは、つまり
イカとシジミは更年期にもうってつけの食材。
春は【肝】の養生が肝心
漢方(中医学、東洋医学)では、春は「養陰補肝」
ざっくりいうと、春は【肝】の動きが活発になるので、【陰】=うるおいを養って、【肝】(の働き)を補いましょう(助けましょう)的な。
【陰】については、こちらの記事↓にもチラッと書いてあります。
【肝】の【氣(ざっくりいうと体を動かすエネルギー)】は、この時季、新芽が上に伸びるように🌱上にいく性質を持っています。
これが、上(頭部)に上りすぎると、身体は【氣】を下ろそうとし、くしゃみを出したりします。
春は【肝】の養生が肝心。
スーパーマーケットなどで今の時季に手に入る食材でいうと、
イカとシジミの他には、あさり、にんじん、ほうれん草、豚肉、鶏もも肉、いちごなど。
春に出回る、香りの強い食材には【氣】の巡りをよくする作用があります。
セロリ、三つ葉、ミント、セリ、しそ、ねぎ、にらなど。
また、春に採れる山菜などの苦味のある食材にはデトックス作用があるので、これも積極的に摂りたいところ。
タラの芽、ふきのとう、たけのこ、ウド、セリ、ふき、菜の花など。
エンペラ小さめ、目が飛び出てて、足が長いのがスルメイカ
エンペラ大き目、目が平らで、足が短いのがヤリイカ
らしいですが、私には店頭では見分けがつきませんでした。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました♪
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