ここが困ったコーネンキをご覧戴き有難うございます✨
2023年1月17日から2月3日までは冬の土用、開ければ立春。
今回は立春の前日である【節分】の豆まきについて。
よろしくお願いいたします。
【なんちゃって薬膳】について
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓
食材について、薬膳的な効果を調べずにはおられないようになりました(笑)
また、二十四節気、七十二候などを知り、季節に合った過ごし方なども意識するようになりました。
とはいえ、基本的には先述した通り、旬の物を食べるだけの気軽なもの。
したがって【なんちゃって薬膳】と自分では呼んでおります。
節分とは
節分といえば、
「鬼は外、福は内」
の豆まき━
というのが私を含む多くの方が思い浮かべるところではないかと存じます。
ですが、立春、立夏、立秋、立冬の前日は全て節分。
年4回ある、季節の節目のことを節分というそうです。
ちなみに、立春、立夏、立秋、立冬を迎えるまでの約18日間を土用といいます↓
薬膳における大豆
大豆にも色々な種類があります。
丹波の黒豆で有名な、黒豆↓
「だだちゃ豆」で有名な枝豆は青大豆だそうで、他に赤いもの、茶色いものもあるんだとか。
最も入手しやすく、一般的と思われるのが「黄大豆」
薬膳において黄色い食材には消化器系の働きを助ける作用があるとされ、節分のある土用の期間=季節の変わり目には積極的に摂ることをすすめられています。
節分の豆まきに黄大豆はもってこいの食材?!
黄大豆にはほかに、
- 利尿作用
- むくみをとる
- 体を潤す(のどの渇き、便秘)
- 食欲不振
- 体の重だるさをとる
という作用が期待できるそうです。
節分の豆まき
米、麦、ひえ、あわ、大豆には穀霊という精霊が宿っているという日本古来の考え方があり、中でも最も大きい大豆には他より多くの精霊が宿るとされ、鬼退治に最適とされて使用されるようになった、という説があるそうです。
魔のメに豆をぶつけて魔を滅する━ちなみに、鬼は煩悩である、という仏教の考え方もあるのだとか。
いずれにせよダジャレのオンパレードですね。
また豆を炒るのは、
- 「炒る」=「(魔を)射る」
- 生の豆をまきそこから芽が出ると、せっかく祓った邪気が芽吹くということにつながって縁起が悪いとされ、豆の芽が出ないようにするため
などの意味があるのだとか。
豆まきの後は、年の数よりひとつ多く豆を食べる習慣がありますが、これは「年取り豆」という厄除けなのだそう。
しかし、先述したように大豆、まして炒って固くなった大豆は消化がよくないので、年取り豆も子供の内だけにしておいた方が無難?!
年取り豆の代わりに、福茶を飲むという習慣もあるそうです。
福茶とは
福茶とは、その名の通り縁起物でお正月に飲む習慣もあるそうですが、豆まきに使った”福豆”3粒、梅干し、昆布(佃煮または塩昆布)を湯呑に入れてお湯を注いでいただくというもの。
「まめにはたらく」大豆、「春の訪れ、松竹梅」梅、「よろこぶ」昆布のほかに、子孫繁栄や強い香りが魔除けになると言われる山椒を加えるレシピもありましたよ↓
ちなみに山椒には咳やしゃっくりを止めたり、ホルモンバランスを整える作用が期待でできるそうで、生薬(漢方薬)にも使われていることを考えると、更年期の私には年取り豆より福茶がもってこいだなと思いました。
余談ですが、私はこの福茶のことを「イキのいい奴」というドラマを観て知りました。
水曜ドラマ イキのいい奴 | NHK放送史(動画・記事) https://t.co/rG9bb0YHR6
— #猫目宝石 (@nazekini) 2023年1月30日
主題歌↓
以上、節分の豆まきについてナゼかキニなったので調べたお話でした。
今回は私自身が慣れ親しんでいる大豆を取り上げましたが、殻付きの落花生を豆まきに使うこともあるそうなので、最後に付け加えておきます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます♪