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更年期になって困ったこととその対策の体験談

白い食材【梨】で熱中症と乾燥予防【秋の養生】なんちゃって薬膳

【2019年9月4日公開2023年12月更新】

当ブログをご覧戴き有難う存じます

旬のものを食べるだけ【なんちゃって薬膳】実践中、筆者の#猫目宝石と申します。

 

今年(2019年)は桃がなかなかお安くなりませんね。

朝晩だいぶ涼しくなったとはいえ、日中まだまだ暑いので、桃をいただきたいところなのですが、1個300円超えてると悩んでしまう小市民。

 

昨年この記事を書いたのは7月だったのに↓

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そうこうしているうちに、先週あたりから【梨】がなかなかお手頃価格になってまいりましたので、【なんちゃって薬膳】本日は【梨】について。

よろしくお願いいたします。

【なんちゃって薬膳】について

 

韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓ 

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食材について、薬膳的な効果を調べずにはおられないようになりました。

 

とはいえ、基本的には旬のものを食べるだけという気軽なモノ、したがって【なんちゃって薬膳】としております。

 

旬のものはお買い得品になったりもするので、一石二鳥。

 

秋の養生とは

薬膳的解説

薬膳は陰陽五行と関わりが深く、五季五色といって、季節を五つ(春、夏、土用、秋、冬)に分け、食材も五色に色分けし、季節によって摂りたい食材を分類しています。

 

また、食材は五色の他に、その性質と味を五つに分けた、五性五味でも分類されます。

  

秋は【白】 

は五色でいうと【白】に当たる季節なので、”白い食材”を摂ることが秋の養生につながります。

 

白い食材【肺】(ざっくりいうと肺とその周辺。呼吸器など)を潤します。また、大腸や皮膚も潤わす作用があるので、美肌食材とも言われます。

 

肺は外気を体内に取り込む、言わばエアコンのようなもの。秋は【肺】の働きが活発になるので、エアコン強の状態。

そこで、白い食材で加湿しましょう、ってお話。

 

梨は何色白い色

 

種類によって黄緑だったり、茶色っぽかったり、黄色だったりしますが、は皮をむくと中身はみんな白、ということで白い食材なんですね。

 

梨の薬膳的効能

 

の旬は、8月から9月。

 

薬膳的にみると、の味(五味)は甘く、少し酸っぱいとされています。

 

また、中学・東洋医学には「酸甘化陰(さんかんけいん)」という言葉があり、”甘酸っぱいものは体を潤わす”という意味で使われています。

 

酸っぱいものには収れん作用(引き締め作用)があるので、汗の出すぎをとめるのだそうです。

 

また、”甘味”は【脾】(ざっくりいうと胃とその周辺)に作用するので、夏バテ予防にいいワケですね。

 

はそれほど酸っぱくもないとは思いますが、水分が多いことからも体を潤わせることはご想像に難くないと存じます。

 

朝晩だいぶ涼しくなってきたとはいえ、日中はまだ暑いという寒暖差が出てきたせいでしょうか、ちょっと喉の調子がアヤシイ今日この頃の私。

 

には体の熱をとる作用もあるので、喉がいがらっぽいなんて時にはピッタリの食材。

 

風邪のひき初めには温かく煮た梨

 

体の熱をとる作用がある

 

ただ、熱をとる作用がかなり強い【寒】の性質(五性)の食材なので、風邪のひき始めの寒気がするときには、煮たものを召し上がるのがベター。

 

また、下痢をしている、鼻水が出るなど、体が冷えているときにも、煮て食べたほうが良いそうです。

 

私は梨を煮たことはございませんが。

 

わざわざ鍋で煮なくても、薄く切って耐熱皿に並べて電子レンジ調理でも行けそうな気がする←ズボラー党ざっくり派なもんで。

 

ちなみに、体を冷やす作用が強い【寒】の食材は、熱中症予防になります。

 

この時季、まだ暑い日中は生の、朝食やディナーの後には煮た、なんてのがいいかもしれませんね。

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梨の庭園で音楽会をしたという故事から、「梨」は芸能につながるんですってよ。
 

白い食材いろいろ

 

秋は白い食材を摂ることが養生につながると書きましたが、白い食材はのほかには、れんこんながいも等も入ります↓

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皮をむくと白いので。

 

もちろん、見たまま白い大根も白い食材に入ります。

 

ちなみに、牛乳豆乳も白い食材です。

昨年書いた記事↓

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いくら身体にいい食材と言っても、嫌いだったり苦手という方は、食べない方がいいと言う面白い実験結果をテレビで観ました。

 

不味いと思うと、ストレスホルモン”コルチゾール”が分泌されて免疫力が下がったり、交感神経の活動が高まって胃腸の働きが抑制される→消化吸収もされにくい

 

また、美味しいと思うと、幸せホルモン”セロトニン”が分泌、副交感神経の活動が高まり、胃腸の働きがよくなって、消化吸収力もアップ⤴効率良く体内に栄養を取り込むことができるのだそう。

 

つまり、美味しいと思ってこその栄養という身体の神秘。

 

まあでも鰯の頭も信心からって言葉もあるし、本人が良ければそれでいいとも言えますし←結局どっちやねん✋くれぐれもアレルギーにはご注意を。

 

筆者が薬膳に興味を持って最初に読んだ本↓

旬を楽しむ81の簡単レシピ ふだん着の薬膳

 

マンガすきな方(私だよ)には『ゆる薬膳』シリーズ↓

春夏秋冬 ゆる薬膳。缶詰deゆる薬膳。

 

ズボラー党ざっくり派(これも私だよ)にはこちら↓

1週間で「腸」からキレイになるおいしい食べ方: 外食・コンビニでもOK! (王様文庫)不調に効く食べ方 外食だけでスッキリ改善! (イースト新書Q)

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました🍀 

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