【2018年7月公開2023年12月更新】
当ブログをご覧戴き有難う存じます ✨
旬のものを食べるだけ【なんちゃって薬膳】実践中、筆者の#猫目宝石と申します。
【なんちゃって薬膳】本日は【桃】について。
よろしくお願いします。
【なんちゃって薬膳】について
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓
食材について、薬膳的な効果を調べずにはおられないようになりました。
とはいえ、基本的には旬のものを食べるだけという気軽なモノ、したがって【なんちゃって薬膳】としております。
旬のものはお買い得品になったりもするので、一石二鳥。
桃の旬と栄養
桃の旬は夏。
だいたい、梅雨明け頃から9月の中頃くらいまでらしいです。意外と長い。
桃の主成分は果糖だそうで、この果糖は即エネルギーとなるので疲労回復効果が高いのだそうです。
桃を食べたことのある方々ならお分かりいただけると思いますが、食物繊維が豊富。
また、カリウムも豊富で、これは余分な塩分を排出する作用があり、むくみ防止に。
ビタミンCやナイアシン(ざっくりビタミンB群の仲間)で美肌効果も期待できるという。
ちなみに、美味しい桃の見分け方は、左右対称のきれいな丸型で色は赤いものを選ぶといいそうですよ↓こんな感じ?
桃の薬膳的効能
薬膳的に桃は、特に更年期女性の強い味方なので、是非食べたいところなのです。
薬膳のざっくり解説
薬膳は陰陽五行と関わりが深く、五季五色といって、季節を五つ(春、夏、秋、冬、土用)に分け色分けし、食材も五つに分けて、季節によって摂りたい食材を分類しています。
分け方は、色分け(五色)の他に、その性質と味を五つに分けた五性、五味などがあります。
桃の旬は夏と書きましたが、薬膳的に夏に積極的に摂りたい食材は五色で言うと赤い食材で、スイカやトマトなんてのが正にそうなんですね。
ちなみに、秋に積極的に摂りたいのは白い食材↓
桃が薬膳五色の何色の食材に当てはまるのかを調べてみましたが、わかりませんでした💦
桃は、熟してくると皮が赤くなる。
しかし、皮をむくと白かったり黄色かったり。
まあ「桃色」=赤と白の中間、旬の季節的にも夏から秋の間かなと(だからナニ?)
桃の薬膳的効能は、体を温めて、体を潤す作用があるのだそうです。
また【氣】(ざっくりいうと体を動かすエネルギー)を補う作用があり、これは先ほど桃の栄養のところで書きました、桃の主成分果糖による即効性の高い疲労回復効果につながります。
不老不死の食べ物として神話に登場するのも納得。
更年期に桃を積極的に摂りたい理由
神話に出てくるだけでなく、桃の様々な効能は古くから実際に重宝されてきました。
例えば、桃の種の中身桃仁は有名な生薬の一種ですが、主に婦人科系の症状に処方されることが多いです。”駆瘀血剤”といって、滞った血流をよくする働きがあります。
また、昔からおむつかぶれに”桃の葉湯”とかお聞きになったことございませんか?
桃の花”白桃花”も漢方の生薬の一種です。
ほとんどスーパーフードのような桃。
体を潤す効果があり、血流をよくするとくれば、美肌効果。
むくみ・便秘の解消、頭痛肩こり生理痛の緩和、口の渇きやほてりの改善、疲労回復と、くれば桃はコーネンキにうってつけじゃあないんでしょうか。
更年期の肌荒れに桃。
更年期のほてりに桃。
更年期の頭痛肩こり腰痛腹痛に桃。
湿度が高くて気温も高めな今日この頃の日本ですが、暑くて汗をたくさんかいて体が水分不足になると、血液も煮詰まったような状態になって血行が悪くなるそうです。
水分補給して血行を良くしてくれる桃は熱中症予防にももってこいの食材。
とはいえ、嫌いだったり苦手という方は、食べない方がいいと言う面白い実験結果をテレビで観ました。
不味いと思うと、ストレスホルモン”コルチゾール”が分泌されて免疫力が下がったり、交感神経の活動が高まって胃腸の働きが抑制される→消化吸収もされにくい
また、美味しいと思うと、幸せホルモン”セロトニン”が分泌、副交感神経の活動が高まり、胃腸の働きがよくなって、消化吸収力もアップ⤴効率良く体内に栄養を取り込むことができるのだそう。
つまり、美味しいと思ってこその栄養という身体の神秘。
まあでも鰯の頭も信心からって言葉もあるし、本人が良ければそれでいいとも言えますし←結局どっちやねん✋くれぐれもアレルギーにはご注意を。
桃といえばこのアルバムを思い出す私です↓
筆者が薬膳に興味を持って最初に読んだ本↓
マンガすきな方(私だよ)には『ゆる薬膳』シリーズ↓
ズボラー党ざっくり派(これも私だよ)にはこちら↓
最後までお読みいただき、
ありがとうございました🍀