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旬のものを食べるだけ【なんちゃって薬膳】実践中、筆者の#猫目宝石 と申します。
漢方では秋は【肺】の養生の季節。
【肺】とはざっくり呼吸器関係。
秋は空気が乾燥してくるので【肺】が弱りやすいので、養生しましょうということです。
【肺】にいい食材は、鼻や喉にもいい。
ということで、ボーカル講師の私がお教室でお伝えしている【なんちゃって薬膳】のご紹介です。
よろしくお願いいたします。
秋は乾燥の季節
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓
漢方では陰陽五行という考えの下、いろいろなものを五つに分けていますが、季節もその一つで、秋は【五色】でいうと白にあたります。
薬膳では、白い食材には、体を潤す作用があるとされています。
”五臓六腑”という言葉は、特に吞兵衛さんにはなじみがあると思いますが、その【五臓】でいうと【肺】が秋に当たります。
乾燥しがちな秋の健康維持の秘訣は、白い食材を摂って【肺】を養生しましょうというのが漢方の考えです。
また、【腑】は大腸にあたり、大腸の乾燥=便秘にも注意が必要な季節でもあります。
ボーカル講師が愛用する喉にいい飲み物
はちみつ大根
はちみつ大根。
おばあちゃんの知恵袋的な、民間療法のような、結構メジャーな料理なので(料理?)ご存じの方々も見えると思いますが、このはちみつ大根、薬膳的にみても理にかなってるんです。
まず大根、これは【肺】を潤す白い食材です。
白い食材とは、ざっくり見た目が白い食べ物のことです。
で、はちみつですが、はちみつは見た目は白くはありませんが、こちらも体を潤す作用があります。
そんな大根とはちみつの組み合わせなので、喉の痛みに効果的なのです。
もちろん、予防にも。
はちみつ大根の作り方
材料:大根、はちみつ
- 大根を1~1.5㎝ほどの賽の目にカットします。
- カットした大根を容器に入れ、ひたひたになるくらいはちみつをかけます。
- そのまましばらく置いておきます。
しばらくすると大根のエキスがしみ出てきますので、こうしてできたシロップを、そのまま飲んだり、お湯で割ったりしていただきます。
私は、自身より子供に頼まれて作ることが多かったですが、てきめんに効くと申しておりましたので、生徒さんにもお伝えするようになりました。
ただ、結構クサいです。
余談ですが、ティースプーン1杯分のはちみつは、蜂が一生かかって集めてくる量なんだそうですね。
これを知ってから改めて心していただいております。
みつばちさん、ありがとう。
ちなみに、今我が家にあるはちみつはこちら↓
注意事項
はちみつは3歳未満のお子さんには絶対NGです。
念のため書いておきます。
れんこんのしぼり汁
これこそホントにおばあちゃんの知恵的な感じで見たり聞いたりしたんですが、れんこんをすりおろして、そのしぼり汁を飲むという。
れんこんについてはこちらにも
↓ ↓ ↓
れんこんをすりおろして搾るだけれんこんのしぼり汁、こちらも効き目はありましたが、土臭いというか、こちらもニオイがキニなります。
なんちゃって抹茶オ・レ
抹茶オ・レ、効きました。
これは自身の体験です。詳しくはこちら。
↓ ↓ ↓
なんちゃって抹茶オ・レの作り方
材料:粉末緑茶、牛乳、はちみつ
- 熱湯で粉末茶を溶いておきます。
- 1.に牛乳を加え、はちみつをお好みの量加えます。
牛乳は白い食材。
お茶についても、”お茶でうがいをする”など広く知られているので説明不要だと思います。
粉末緑茶はこちらを愛用中↓
甘酒
これも自身の経験、風邪の時に超効いたのが甘酒でした。
甘酒は飲む点滴といわれるほど栄養価が高いので、江戸時代には夏場によく飲まれていたそうです。
また、甘酒の原料は米、もち米で白い食材です。
アルコールのはいっていない、米麹から作られた甘酒↓のようなアルコール0%のものが望ましいです。
酒粕由来など、アルコールを含むものは、体を温める作用があります。
寒気がする時にはおススメですが、喉に痛みがある時には炎症を悪化させる恐れがあります。
ついでに、お酒を飲んで歌を歌えば、喉は炎症を起こしますので、声枯れの原因になることも。
いわゆる酒やけです。
個人差はありますが、将来的にオッちゃんかオバちゃんかわからんような声になりたくなければ、飲んだら歌うな、で居る方が無難です。
白い食材の効果
白い食材は体を潤すという効果は、喉の痛みにはもちろん、乾燥肌や便秘にもいいです。
また、白い食材には体を冷やす作用もあり、これが炎症を抑えることにつながるのかなと思いますが、摂りすぎるとむくんだりするので、調理で温めて摂るというのも一つの手です。
さいごに
書くまでもないことですが、記事に挙げた食材について食餌制限やアレルギーのある方は食べないでください。
また、記事に挙げた食材が、苦手、好きじゃない、という方も無理に食べてもいいことはなさそうです。
不味いと思うと、ストレスホルモンコルチゾールが分泌されて免疫力が下がったり、交感神経の活動が高まって胃腸の働きが抑制される。
→消化吸収されにくい。
また、美味しいと思うと、幸せホルモンセロトニンが分泌、副交感神経の活動が高まり、胃腸の働きがよくなって、消化吸収力もアップ⤴し、効率良く体内に栄養を取り込むことができる、のだそう。
という実験結果をテレビで観ました。
美味しいと思ってこその栄養という身体の神秘。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました🍀