【2018年9月20日公開2023年12月更新】
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旬のものを食べるだけ【なんちゃって薬膳】実践中、筆者の#猫目宝石と申します。
昨夜飲んだ、なんちゃって抹茶オ・レが喉の痛みに即効、お伝えしたく筆をとりました。
よろしくお願い致します。
なんちゃって抹茶オ・レとは
なんちゃって抹茶オ・レとは、 熱いコーヒーと熱いミルクで作るカフェ・オ・レに対し、熱いお茶(抹茶ならぬ粉末茶)と冷たい牛乳で作った、いろいろ”なんちゃって”な緑茶の牛乳割のようなもの。
喉に炎症を起こしていた場合、熱い飲み物は適さず、かといって冷たい飲み物は身体を冷やすので、間を取って、熱い湯で解いた粉末茶を牛乳でぬるくして飲みました。
すると、これが喉の痛みに即効きましたので人に言いたくてたまらない(笑)
【なんちゃって抹茶オ・レの作り方】
材料
- 粉末茶
- はちみつ
- 牛乳
1~3をお好みの分量混ぜるだけ。
なんちゃって抹茶オ・レを薬膳的にみると
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓
食材について、薬膳的にはどーなのか調べずにはおられないようになりました(笑)
なんちゃって抹茶オ・レの材料ごとに、薬膳効果をみていきます。
はちみつの薬膳効能
はちみつには潤す作用があります。
はちみつは特に、【肺】(ざっくり呼吸器官とその周辺)、【脾】(ざっくり消化器官とその周辺)に作用しますので、咳をしずめるだけでなく、便秘にも効果が期待できる食材です。
牛乳の薬膳効能
オ・レ=au lait、つまり牛乳は白いですが、白い食べ物にも体を潤す作用があります。
【氣】(ざっくりいうと体を動かすエネルギー)【血】(ざっくりいうと血液)を補う作用があり、虚弱体質や疲労回復に効果が期待できます。
そして、牛乳も薬膳的には【甘】味に属します。
潤い満点?なので、体が冷えている人には効きすぎてお腹が緩くなってしまうということがあるんですね。
緑茶の薬膳効能
緑茶には、体を少し冷やす【涼】の作用があります。
これによって炎症を抑える効果が期待できます。
利尿作用によって体の余分な水分を排出し、喉の痛みをしずめ、鼻水鼻づまりにも効果が期待できます。
【心】(ざっくりいうと心臓とその周辺+精神面)の熱を取り除き、精神を安定させる作用もあります。
これは、緑茶の旨味成分テアニンの効果でも知られているところだと思います。
緑茶の成分と言えば、カテキン。
ポリフェノールの一種の抗酸化作用物質のひとつで、抗菌作用、抗ウィルス作用があることでも知られていますよね。
私はこちらの粉末茶を愛用しています。↓
粉なので、簡単に【なんちゃって抹茶オ・レ】が作れます。
以上のように、はちみつ、牛乳、カテキンの、トリプルパワーが頑固な汚れ、じゃない、痛みに、バチコーン!と効いたわけですね。
【秋の養生】乾燥と冷えに備える
季節は夏から秋に移りつつあります。
漢方(=中医学、東洋医学)でいうところの秋の養生は【肺】
ざっくり言うと、秋になると空気が乾燥してくるので、体の中のエアコンである【肺】の働きが高まり、オーバーワーク気味になりやすいので、一層肺を養生しましょう、ということです。
まだまだ日中暑い日もあるため、油断しがちですが冷えにも気を付けましょう、ということで、白い食材の他、唐辛子などの辛い食材も秋の養生食です。
そんなことを知っているのに、やっちまったなあ~なお間抜けポンチは私です、とほほ。
余談ですが、私は喉の痛みには強く(というか鈍く)喉に痛みを感じた時には、かなり炎症がすすんでいることがほとんど。
そんなひどい状態を救ってくれた【なんちゃって抹茶オ・レ】
安心して仕事に行けるよ、ありがとう、【なんちゃって抹茶オ・レ】
ちなみに私、仕事はボーカル講師をしております。
説得力でましたか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました🍀