【2018年10月19日公開2022年10月更新】
旬のものを食べるだけ、なんちゃって薬膳実践中、猫目宝石@nazekiniです。
当ブログにお運びいただき、ありがとうございます✨
10月というのにまだ夏の暑さが残っていますが、空気は乾燥してきているなあと感じております。
今回の【なんちゃって薬膳】は、体を潤す作用のある白い食材の一つ、長芋について書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
【なんちゃって薬膳】について
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓
食材について、薬膳的な効果を調べずにはおられないようになりました(笑)
とはいえ、基本的には”旬のものを食べるだけ”という気軽なモノ、したがって【なんちゃって薬膳】としております。
旬のものはお買い得品になったりもするので、一石二鳥。
今回のお買い得品は長芋でしたので、長芋の薬膳効能を調べてみました。
ちなみに、長芋の旬は年2回、晩秋と春だそう。
晩秋というと11月下旬あたりだそうで、え?まだ旬じゃない?
……続けます。
長芋の薬膳的効能
噂によると長芋は、”山のうなぎ”と呼ばれているとか。
テレビで観たのだと思いますが、長芋をすりおろしたものを焼きのりにはりつけて、かば焼きのタレを塗って、うなぎのかば焼きに見立てたお料理を披露されている方がいらっしゃいました。
そんな(どんな?)滋養強壮効果のあることでも知られている、長芋。
長芋は皮をむくと白い、という事で白い食材。
薬膳では、白い食材は体を潤す作用があるとされています。
長芋の薬膳的効能
- 胃弱
- 息切れ
- 膨満感
- 食欲不振
- 四肢の無力感
- むくみをとる
- 下痢
- 疲労回復効果
長芋は、【脾】(ざっくりいうと胃とその周辺)、【肺】(ざっくりいうと呼吸器官)、【腎】(ざっくりいうと腎臓とその周辺)に作用(ざっくりその働きを助けるなど、影響を及ぼす)します。
特に、【肺】に作用するものは、皮膚にも作用します。
つまり、美肌食材。
また、薬膳では【腎】の弱りは老化に繋がっているので、【腎】に作用する長芋は、アンチエイジング食材でもありますので、更年期のゆらぎ肌にうってつけ。
食物繊維豊富、ジアスターゼ配合(配合?)
消化も良ければ便通にもいい(【脾】への作用)という、ますます更年期に嬉しい食材。コーネンキじゃなくてもいいんだけれども。
長芋の作り置きレシピ
長芋を使った”作り置き” 長芋短冊梅おかか和えの作り方です。
【材料】
- 長芋
- 梅干し(チューブ入りの梅でもOK)
- かつお節
- ゆかり
- ごま(お好みで)
【作り方】
- 長芋の皮をむいて、短冊切りにします。
- 切った長芋を酢水にさらし(5分程度)水を切っておきます。
- たたいた梅干し、かつお節、ゆかりで和え、ごまをふって出来上がりです。
三、四日は変色せずに日持ちしますが、若干水分が出てきます。
梅干しやゆかりの塩分のせいかもしれません。
お気づきかと思いますが、特に調味をしておりません。
長芋直径3~4cm、長さ8~10cm程度の物に対し、梅干しは大き目のものを一つつかいますが、後はゆかりもゴマもおかかも全て目分量(笑)←それってレシピと言えないんじゃ……。
長芋には、シュウ酸カルシウムが含まれており、チクチクやかゆみの原因となりますが、シュウ酸カルシウムは熱に弱いため、生で食べると口の周りが痒くなる、という方は火を通したものを召し上がるか、お湯で洗うといいそうです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます♪
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