【2019年3月7日公開2020年8月加筆修正】
ここが困ったコーネンキをご覧戴き有難う存じます✨
更年期になっての困りごととその対策をブログに書いております、小幡リアン です。
「もしかして更年期障害?」
と、最初に思ったキッカケはしつこい肌荒れでした。
同じころ、唇の荒れもひどくなり。
今回は、その頃に試したリップクリームや、漢方医学関連から知ったことを記事にします。
よろしくお願いいたします。
唇の荒れがひどくなった更年期
昭和の子供の私、小学校高学年時分にはリップクリームが大流行。
当時の女子の持ち物は、
- リップクリーム
- ソックタッチ
- コーム
という三種の神器的な、世はまさに大リップクリーム時代。
こうして当たり前のようにリップクリームを使ってまいりましたから、大人になってもその習慣は続き、口紅を塗る前にもリップクリームを使用していました。
ところが40代半ばあたり、つまり更年期になってから、唇の荒れ具合がひどくなり。
それまで唇の皮が軽くむける程度だったものが、ヒリヒリと痛みを感じるようになり。
やがて、唇の形を縁取るかのように皮膚が赤くなり、うっすらかさぶた状になってしまいました。
リップクリームジプシー時代
リップクリームで荒れが治ると思いこんでいた私は、リップクリームを見直すことに。
それまでは、何を使っても荒れなかったので、何を考えず購入、使用してきましたが、インターネットの口コミなどを参考に、いろいろ試すことにしてみました。
ボリカリッププランパー
荒れが治まるまではと口紅を塗るのもやめていたので、人前に出るときに「化粧している感」のでるものがいいなあと思って探しました。
リッププランパーというのが、唇の荒れも防いで、グロス替わりになる、ということで購入(2013年当時)
2020年現在は製品が増え、私が購入したものと同じものは見当たりませんでした↓
ボリカリッププランパー、購入したものは、唇に色はつきませんが、血行が良くなるので、唇の血色もよくなるという売り文句でした。
塗ってみると、かなりスースーするので、効いてる感はあったんですが、血色は良くならず、荒れも全く治まらず、という結果。
ユースキンs ブルーナ スキンケアリップクリーム
UV吸収剤無配合のUVリップということと、かわいいので、ユースキンS(敏感肌用)のブルーナ スキンケアリップクリームも使ってみました。
(※2020年9月のリニューアルに伴い販売終了)
刺激もなく、べたべたしない使い心地はよかったのですが、唇の荒れは治りませんでした。
モアリップ
かの有名なモアリップも試しました。
モアリップはチューブタイプで、私は一旦指に出して唇にポンポンとつけていました。
リップクリームを触接塗りつけるのと違って摩擦がないし、口コミも高評価が多かったので期待していたのですが、唇の荒れは改善されず残念。
サンホワイト
【なんちゃって肌断食】で使用していたワセリンも試しました。
サンホワイトです↓
肌断食では顔面いっぱいに対して米粒大程度の使用量ということで、顔につける「ついで」につけていました。
しかしこれが、ついてるんだかついてないんだか。
私がサンホワイトをうまく使いこなせないということもあってか、こちらでも唇の荒れは治りませんでした。
HABA薬用リップスティック
ポイントがたまった時に百貨店のHABAカウンターでおすすめされた、HABAの薬用リップスティック
ポイント利用でタダだし、ものは試しと期待せずに使ってみたら、唇の痛みがひきました。
特に、辛かった唇のフチの荒れがかなり改善されたのは儲けモンでした。
ヤフーショッピングでもHABA公式のものがありましたので、リンクを貼っておきますね↓
リップクリームとしては¥1,500+税とお高めですが、スクワランオイルが合うのか、べたつかず使い心地も好いし、しばらく愛用していました。
画像引用元 https://www.haba.co.jp/f/dsg-012320
リップクリームの塗り方を変えた
リップクリームを買い替える以外に試してみたのは、リップクリームの塗り方を変えたことです。
唇には縦にシワがあるので、リップクリームなどを左右に塗ると摩擦が起きるとか(ホンマかいなw)
そこで、左右に塗り広げるのをやめ、スタンプを押すような要領でリップクリームをつけるようにしました。
他に、食後に水で唇を軽く洗い流すようにしました。
その時唇についた水分は、リップクリーム同様、こすらないようにタオルやティッシュで軽く押さえるようにしてとりました。
洗った後はリップクリームをポンポンとスタンプ塗り。
漢方的に見た唇の荒れの原因
「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳と漢方にハマった私、以前、こんな記事を書きました↓
ここにも書きました
「脾は口唇に開竅(カイキョウ)し、華は唇にある」
という言葉。
漢方的に見て唇は【脾】(ざっくりいうと胃とその周辺)に関係しています。
つまり、唇が荒れた時は胃腸の不調である可能性もある、ということです。
例えば、唇が乾燥している時は、腸も乾燥している=便秘、または便が固いなど便秘の傾向、といった感じ。
身体のうるおいが不足していても唇が荒れます。
今、考えてみると、唇の荒れがひどかったころ、睡眠障害や寝汗がひどくなった頃と重なっています↓寝不足や寝汗で、身体のうるおいが不足していた可能性もあり。
また、血液の不足=【血虚】もうるおい不足の原因。
ちょっと余談ですが、”潤す”ということでは、はちみつも効果的。
はちみつを使って唇をパックする方法はよく見聞きしますよね。
また、うるおっているつもりでも(水分が足りているつもりでも)、冷たいものの摂り過ぎなどで、身体が冷えて体内の水分の循環が悪くても唇の荒れとなって現れることもあります。
尚、身体の冷えのざっくり目安は、下痢、手足の冷え、顔色の悪さだそうです。
まとめ
偶々HABA薬用リップスティックが合い、辛かった痛みと荒れが改善されましたが、あれだけリップクリームを試しても効果がなかったのは、私の唇の荒れ具合がかなり進行してしまっていたからではないかと思いました。
結果として効果はなかったものの、悪化もしなかった(これは考えてみるとラッキーです)ので、状態がもう少しいい時に使っていたなら改善されたかもしれません。
幸い、私の場合は自己流で状態が改善されましたが、病院で診ていただくことをお勧めします。
リップクリームの成分は大半が油分。
唇には皮脂腺がないらしいので、油分で保護するということのようです。
なので軽い荒れを整えたり、荒れを防ぐためのもので、荒れてしまったものを治すというのとは少し違うかもしれません。
現に、リップクリームの塗り過ぎも荒れる原因だと言われています。
先ほど書いた、何度も塗ることで「摩擦」が起こることがよくないとか、油分なので、ホコリやゴミなどの刺激物?がつきやすくなるとか、理由はさまざまです。
私は唇のフチの荒れが治まってからはリップクリームをほとんどつけなくなりました。
なぜなら、何もつけない時の方が調子がイイからです(笑)
最後までお読みいただき
ありがとうございました♪