更年期になっての困りごととその対策をブログに書いております、ここが困ったコーネンキをご覧戴き有難う存じます。
口の端が切れることが数年続いたので、色々調べてみたり、実践してみたり。
今ではすっかり良くなりましたので、私が調べたことをブログに書いておきます。
よろしくお願いいたします。
口角炎とは
唇の両端のことを口角といい、そこに炎症を起こすことを口角炎と言うそうです。
今回、私の口角は切れましたが、切れる以外にも、ブツブツができたり、腫れたりといった症状も、口角に起きれば口角炎と呼ぶそうです。
中医学、東洋医学的に見た口角炎
韓流ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を観て以来、薬膳&漢方にハマっている私↓
以来、不調があると漢方(中医学、東洋医学) 的に調べずにはおられなくなっております(笑)
さて、東洋医学には「脾は口唇に開竅し、華は唇にある」という言葉がございます。
【脾】とは、ざっくりいうと胃とその周辺の器官。
口内炎が出来ると
「胃の調子がよくない」
とよく耳にしますがその通りで、消化器官の不調は口唇に現れるというワケです。
ですので、口角炎もズバリ【脾】の異常のサイン、コサイン、タンジェント(やめられないとまらない)
口角炎、右左
私自身のお話ではございますが、数年前に頻繁に口角が切れたことがあり、それも左側だけだったものですから、好奇心にかられて調べてみたんです。
そうすると、面白いことに”左が胃の入り口で、右が出口”とありまして。
胃の入り口は、噴門。
ここに異常があると左の口角が炎症を起こす、ということになりますね。
対して、出口は幽門。
幽門に異常があれば右の口角に現れる、というワケです。
さらに中医学、東洋医学の「陰陽五行」でいうところの「陰陽」でみていくと、左は「陰」
「陰」は、女性性、プライベート、緩む、など副交感神経と繋がりが深く、つまり、左の口角がよく切れていたということは、リラックスが出来ていない状態にあった、と。
忙しかったもんなあ、あのころは(遠い目)
また、左の口角炎は、逆流性食道炎が原因ということもあるそうです。
私は逆流性食道炎と診断されたことがありますので、なるほど納得。
さて、私今回は右側がピリッといきまして。
陰陽でみると、右は「陽」
男性性、仕事、社会、緊張と、交感神経とのつながりが深いです。
交感神経が優位になりがちだと、消化液の分泌が鈍り、消化不良をおこしたり、便秘になったりするのだそう。
そこで、ここ数日のことに思いを巡らせてみると、食欲が落ちてたのにたくさん食べていたと思い当たり。
ごちそうになるのに残しては申し訳ないとか、
急いで食べなくてはならず、つい食べすぎたり、
しかしながら、体のことを考えるならば、腹八分目。
人目をキニして無理をしてもいいことなんかありません。
無理して食べてもいけない、と。
炎症とは熱をもつこと
中医学、東洋医学的に見て、炎症=熱
なので、口角炎や口内炎が出来た時は、体を温めるネギやショウガなどの食材はNG
これね、風邪の時にも言えまして、寒気がする時にはネギやショウガはもってこいですが、発熱後はNGだそうです。ご参考までに♪
口角炎の養生(治し方)
と、いうことで、口角炎を治すには、胃の不調をなんとかせにゃあとなりまして。
口角炎を治すには胃を休ませるということが、養生につながります。
消化のよいものを、少しだけいただく、というように。
さきほど、体をあたためる食材はNGと書きましたが、刺激の強いものも無論NG
【脾】(ざっくりいうと胃腸とその周辺)に作用するのは、黄色い食べ物=イモ類、栗などや、にんじん、ブロッコリー、大根なども。
なお、食べるときは、腹6分目、7分目くらいの気持ちで。
そして、当たり前ですが、患部はワセリンなどで保護して触れないように。
唾液でかぶれる場合もあるらしいので、患部は清潔に。
最後に
私自身は、上記のことや、趣味の【なんちゃって薬膳】のおかげなのか、すっかり口角炎はよくなりまして、今では年に一度キレるかどうかというところ。
しかし、口角炎と言っても人それぞれ、原因はさまざまなので、まずは病院へ行かれることをお勧めいたします♪
↓こんな感じのMan Rayの画、ありましたよねえ……。例によって記憶画(笑)
最後までお読みいただき、