自称情報難民、猫目宝石です。
またまた、たまたま、面白そうな番組に巡り合い、途中からでしたが急遽録画しました。
すると【ここが困ったコーネンキ】として書こうと思っていたことが、裏付けられるような内容だったので、Σ(・ω・ノ)ノ!←「びっくり」って入力して、カタカナにしようとキーを押したらコレがでました(笑)それこそビックリだよ。
話が逸れました。
えー、巡り合った番組はこちら↓
- 1.「世界の哲学者に人生相談」とは
- 2.やるべきことをやるのに「やる気」はいらない
- 3.メルロ=ポンティの身体論にみる「やる気」の出し方
- 4.男性は8、女性は7の倍数の年齢が体調の節目
- 5.やる気のでない更年期のやり過ごし方
1.「世界の哲学者に人生相談」とは
「世界の哲学者に人生相談」とは、NHK Eテレで、毎週木曜よる10:50から放送されている番組です。
番組ページをみてみると、”シーズン2”とありますので、またしても知らなかったのはわたしだけ~THE情報難民という感じですが(笑)
タイトル通り、視聴者?からの人生相談に、哲学でお答えするという番組。
司会に高田純次(敬称略)がいらっしゃるので【哲学】といっても全然それほど堅苦しくないです。
私がたまたま観たのは、「どうする?家事がめんどくさい!対策法は?高田純次」
今夜は、「▽恐れと仕分け?不安対処法⑴ 久本雅美と高田純次の本音」が放送予定。
ということで、コーネンキ世代にもおススメ?の番組です。
2.やるべきことをやるのに「やる気」はいらない
さて、私が拝見しました「どうする?家事がめんどくさい!対策法は?高田純次」
ご相談主は28歳の主婦さん
- 毎日の家事がめんどくさい
- 休みの日は外に出るのもおっくう
- ジムや旅行に行きたいけど行けてない
というお悩み。
家事や仕事に「やる気」というのは付き物のように言われることが非常に多い。
ですが、「ビリギャル」こと『学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶応大学に現役合格した話』(長いよ)の坪田センセーは
「やる気スイッチなんてナイ」
と、講演会でおっしゃられました。
だよねー、と、いやにストンと腹に落ちた私。
というのも二十代の頃、
「やるべきことをやるのに、やる気はいらない」
という言葉を知りまして。
「やる気がでない」
そんな時、無理矢理やる気を出す必要も、いつまでたっても現れないやる気さんを、あみんのように待つ必要もないんですYO!
では、どうするか?
後半へつづく。
3.メルロ=ポンティの身体論にみる「やる気」の出し方
「どうする?家事がめんどくさい!対策法は?高田純次」でのゲスト?哲学者さんは、フランスのメルロ=ポンティ(1908~1961。敬称略)でした。
番組では、そのメルロ=ポンティの「身体論」に基づき、ご相談者さまのお悩みに答えておられましたよ。
身体論とは
「われ思う、ゆえにわれあり」
デカルトの有名なお言葉で、ざっくりいうと、考える、つまり意識があるってことは(自分の身体は)存在してるってことだよね、ということ(DAYONE?)
これに対して、メルロ=ポンティが、ちょっと待ったー!
と、身体の両義性で待ったをかけました(なんだそりゃ?)
例えば、
右手で左手を握る時、右手には「握る」という意識が働きますが、左手の方には「握られる」という意識はなく、無意識の状態です。
また、ピアノを弾く場合。
初めの内は「弾く」という意識が、「楽譜を読む」「指を動かす」などの命令を身体にくだしており、動きもぎこちないものですが、練習を重ねると、意識しなくても弾けるようになります。
つまり、身体には「意識とつながっている身体と意識と繋がっていない身体」がある
というのが身体の両義性、
「われ思う、故にわれあり。われが思ってない時でもわれは在るんじゃね?」
というのが、メルロ=ポンティの説ということですね。
そして、それに基づいて考えられたのが身体論。
「身体が意識を変える。悪い習慣も身体が変えてくれる」
先に挙げたピアノの話からもわかるように、身体というのは、練習を重ねると無意識でも動くようになる。
そして、身体自体が機能し始めると、逆に身体の方から意識に影響を与えていくようになりますbyメルロ。
つまり、やる気が出るのを待つのではなく、めんどくさいとグダグダ考えてる間に、手足を動かせや、ということ。
「やらなきゃ、やらなきゃ」と思ってなかなか捗らなかったことも、「ついで」の時だとサクッとできちゃった、なんて事ありませんか?
私、猫目宝石はございます。まさに「身体が意識に影響を与えた」んですね、納得。
また、メルロ=ポンティは”意識しない身体同士がお互いに影響しあう”=間身体性
や、
「世界と私は同じ肉でできている
世界を変えれば意識は変わる」
とも唱えています。
意識、この場合は「やる気が出ない」という意識を変えるためには、世界(環境)を変える
━家事なんかうっちゃって旅に出るとかね━
すると、「やる気が出ない」という意識が変わる、と。
4.男性は8、女性は7の倍数の年齢が体調の節目
「世界の哲学者に人生相談」に寄せられたお悩み
- 毎日の家事がめんどくさい
- 休みの日は外に出るのもおっくう
- ジムも旅行も行きたいけどいけてない
28歳主婦からのご相談とのことでしたが、私、猫目宝石は”28歳”というご年齢がキニなりました。
中医学、東洋医学(黄帝内経)では「男性は8の倍数の年齢、女性は7の倍数の年齢で体調に変化が訪れる」と言われています。
もちろん、個人差もあるし、年齢も満年齢とか、「かぞえ」とかもあるので、ピッタリということもないとは思いますが、それにしても28歳というのは7の倍数にあたるので、体調を崩しやすい節目にあるといえます。
ご自分では気づいていない疲労がたまっていたり、ホルモンバランスや自律神経の乱れなどがあるかもしれないので、とりあえずちゃんと身体を休めた方がイんじゃない?
5.やる気のでない更年期のやり過ごし方
更年期障害にも同じことを言いますよ。
ご相談者主婦さんの28歳はお若いですが、コーネンキは若いころとは違って、自分で思っている以上に疲労がたまっていることがございます、とほほ。
なので、【やる気が起きない】ときは、まずは体をやすめましょう。
体が回復すれば動けるようになるので、そうしたらまず【目につくことから手を付ける】メルロ=ポンティと同じくまずは動く。
あと、広く知られたことですが、ルーティン化する、やるべきことを決めておく。
「書き出す」というのも手を動かすのでGOOD👍
私の場合は、カッチリ決めてしまうと、やらなきゃ💦と焦るので、「出来る時にやる」とか「ついでにやる」のノリでいます。大丈夫、しにやしない。
更年期は、「やらなきゃ!」とあまり自分を追い込まない(^^)
そして、できない自分を責めない(^^)
ちなみに、私、猫目宝石は買い物が”めんどくさい”嫌いな家事です(笑)
年をとると、昨日までできていたことに、倍の時間がかかったりすることもあります。マジで。
そんな時は、まず休む。
そして、身体が回復したらとりあえず動く。
コーネンキはDon't think,Move.
お読みいただき、ありがとうございました!
クリックで応援いただけるととてもうれしいです♪よろしくお願いいたします(^^)