【2020年2月5日公開2023年10月移転】
当ブログご覧戴き有難う存じます✨
更年期になっての困りごととその対策をブログに書いております、小幡リアン です。
12月に入ってから不機嫌が続くことがあり、今週に入ってようやく落ち着いてきたので、対処法としてやってみたことを記事にします。
よろしくお願いいたします。
更年期のイライラに驚いた話
更年期に入って、一番厄介に感じたのは、理由もなくイライラすること。
私は、幸いなことに今まで生きてきてそんなことになったことがなかったので、まさかあの人が?じゃない、まさかワタシが?!😱という感じでした。
イライラすることは、もちろんありましたが、それはちゃんと理由があってのこと。
理由もなくイライラするなんて、あなたの私の知らない世界でした。
理由もなくイライラする━もう少し細かく言いますと、以前は気にも留めなかったようなことに怒りを感じたりするワケです。
電気が点けっぱなし!
とか、
丸めた靴下を洗濯籠に入れるな!
とか、
店員さんがやたらに笑うのが癇に障る←ひどいw
とか━
初めのうちは、「私は今、疲労がたまっているのだ」と言い聞かせていましたが、言い聞かせたって気分は悪いと持て余すように(笑)
ま、更年期障害と呼ばれる一連の状態の原因とされているのは、女性ホルモンの一つであるエストロゲン分泌量の急激な低下。
なので、やれイソフラボンだ、アロマだ、サプリだ、漢方だと言いますが、気分転換の方法は知っておきたい。
こうして、自分で自分の機嫌を取る方法を模索する日々が始まったのです。
更年期は性格が変わる?
更年期の不機嫌が始まるまでは、どちらかというと能天気な性格で、私はなんて恵まれているんだろうと幸せに過ごしておりましたとさ。(とさ?)
ところが、更年期の気分障害ときたら、アタシ性格変わった?!くらいの衝撃が……。
一番驚いたのが、過去にあったイヤなことを思い出してイヤな気分になったこと。
俯瞰しようと、(イヤなことがあった相手とは)もう二度と会わない人なんだし忘れようとか、そんなことでイヤな気分になるなんて時間がもったいないとか、
頭ではそう考えるのですが、止まらないのは”弾む心”ではなくネガティヴ思考。
そう、来る日も来る日も過去のヤなことばかり思い出して、なんだろなあと。
脳は怠けモノだそうで、加えてネガティヴ思考の方がラクだから、どんどんラクなほうへ進む思考回路になるとかで、ネガティヴ・ハイウェイが出来ちゃうと言うのを本で読んだことがありますが、ホンマでっか?
ところで、この過去にあったイヤなことを思い出すタイミングというのが、洗濯物を干している時とか、掃除機をかけている時とか、なにかしら作業をしている時だったことで
「へー、頭の中で要らんことを考えていても洗濯や掃除ができるんだ、脳ってすごいな」
と、大発見でもしたかのような気分だった当時の私でもありました。
きっかけは蓄積された疲労
なんでこんなことに……と、振り返ってよくよく考えてみると、仕事が急激に増えたにも拘らず、ろくに休息もとらずに色々なことをしていたんですね。
若くて体力のある時ならまだしも、更年期の体調が変わる時期に当たっていたので、どかーんと倍返し(なんの?)
兎に角、疲労をとらねば、となりました。
疲労がたまったサイン
疲労がたまっている自覚があれば気づいて対処できるからいいのですが、私の場合はなっかなか気づかなった(お馬鹿w)
しかし、兆候はありました。
まず、ニオイに敏感になりました。
次に、音。
一切の音楽を受け付けなくなってしまい、仕事以外は無音で過ごすように。
この頃はテレビの音も受け詰めませんでした。
好きな芸能人ができると追っかけるくらいの情熱があったのに、そういう興味が一切なくなりました。
そんなころに、
「更年期をうまくやりすごすには楽しいことを考えましょう、好きなことをやりましょう、趣味を持ちましょう」
というのを見聞きしてもピンとこない、何が楽しいかわからないとなったワケです。
こういう時は、まず休息です。
実際週二日の仕事の日以外はほとんど寝込む日々が数か月続きましたが、
「大丈夫、休むのにも飽きる日がきっと来る」
そう言い聞かせながらひたすら気力の回復を待ちました。
更年期うつの対処方法
休息をとる
私の場合、まずはとことん休みました。
実際、頭痛と嘔吐が続く日々で、起きていられないということもありましたが(笑)
ここまでひどいと病院に行くべきですが、私の場合は病歴からホルモン療法は受けられないことがわかっているので、漢方薬局や鍼灸院へ行っておりました。
規則正しい生活
堅苦しく考えることはないのですが、10時には床に就く、入浴は夜に済ませる、化粧をする、など生活にリズムをつけました。
不眠もひどかったですが、寝付けなくても決まった時間に布団に入る、という感じです。
歩く
たまたま車のない生活をしなければならなくなり、歩く機会が増えたのも幸いしまして。
書く
いろいろ書き出してみました。詳しくはこちらの記事↓
ほかに、なんちゃってですが薬膳で食事を見直したり、 そういったことをしていたら、NHK‐FMのクラシックカフェを聴くくらいなら……となり、だんだんニオイや音への過剰反応がおさまってきました。
そうして、やっと自分が何が好きだったかを思い出せるようになってきました。
襲ってきたうつ~ウィンターブルー?への対処
こうして、テレビドラマを楽しんだり、マンガを楽しんだりして、だいぶ更年期うつから解放されたと思っていたのですが、冒頭にも書きました通り、12月に入ってから不機嫌で不機嫌で。
加えて、実際にイヤな気分を引き起こす悲しい悔しい出来事もあり、腰痛がひどくなったり、踏んだり蹴ったりラジバンダリ。
いくらマンガを観たって、テレビを観たって、晴れないのよさ、この心が!
そんな私に効果があったのが、料理でした。
漫画『きのう何食べた?』を観ていて、ふとマンガのレシピを参考に食事を作ってみたくなったのです。
そして、 頭をもたげたこの思い、逃してなるものか!
と、早速実行に移したのもよかったようです。
以前は、料理をしていても、ネガティヴ・ハイウェイに乗ってしまうことが多かったのですが、この「レシピを参考にする」というので、脳が働かざるを得ない、つまりラクできない=ネガティヴになっとるヒマがない(笑)
そう、デュアルがカギ。
または、マルチタスク。
特に、主人公”シロさん”が「副菜の鬼」ということで、メインと副菜の組み合わせについてマンガを調べ、マンガを読み、マンガを━って、あれ?料理よりマンガ?
ま、兎に角、そんなワケで、ウィンターブルーかコーネンキウツかしらんが、だいぶおさまり、イヤなことショックからもだいぶ立ち直り(笑)
いつも思うんですが頭を使って手を動かすというのがうつには効果があるようです。
Don't think,feel.じゃなくて、Don't think,Move.ですかね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました🍀