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旬のものを食べるだけ【なんちゃって薬膳】実践中、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。
今年(2019年)は桃がなかなかお安くなりませんね。
朝晩だいぶ涼しくなったとはいえ、日中まだまだ暑いので、桃をいただきたいところなのですが、1個300円超えてると悩んでしまう小市民。
昨年この記事を書いたのは7月だったのに↓
そうこうしているうちに、先週あたりから【梨】がなかなかお手頃価格になってまいりましたので、【なんちゃって薬膳】本日は【梨】について。
よろしくお願いいたします。
秋の養生とは
薬膳的解説
薬膳は陰陽五行と関わりが深く、五季五色といって、季節を五つ(春、夏、土用、秋、冬)に分け、食材も五色に色分けし、季節によって摂りたい食材を分類しています。
また、食材は五色の他に、その性質と味を五つに分けた、五性、五味でも分類されます。
秋は【白】
秋は五色でいうと【白】に当たる季節なので、”白い食材”を摂ることが秋の養生につながります。
白い食材は【肺】(ざっくりいうと肺とその周辺。呼吸器など)を潤します。また、大腸や皮膚も潤わす作用があるので、美肌食材とも言われます。
肺は外気を体内に取り込む、言わばエアコンのようなもの。秋は肺の働きが活発になるので、エアコン強の状態。
そこで、白い食材で加湿しましょう、ってお話。
梨は何色白い色
思わず「何色シリーズ」を連想してしまう昭和な私ですけれども。
さて、梨は何色でしょうか。
種類によって黄緑だったり、茶色っぽかったり、黄色だったりしますが、皮をむくと中身はみんな白、ということで白い食材なんですね。
梨の薬膳的効能
梨の旬は8月から9月、そう、それは今
↑イントロで終わるんじゃないかとハラハラしました(ハラハラせんでよし)
薬膳的にみると、梨の味(五味)は甘く、少し酸っぱいとされています。
また、中学・東洋医学には「酸甘化陰(さんかんけいん)」という言葉があり、”甘酸っぱいものは体を潤わす”という意味で使われています。
酸っぱいものには収れん作用(引き締め作用)があるので、汗の出すぎをとめるのだそうです。
また、”甘味”は【脾】(ざっくりいうと胃とその周辺)に作用するので、夏バテ予防に梅ドリンク等がいいワケですね。
梨はそれほど酸っぱくもないとは思いますが、水分が多いことからも体を潤わせることはご想像に難くないと存じます。
朝晩だいぶ涼しくなってきたとはいえ、日中はまだ暑いという寒暖差が出てきたせいでしょうか、ちょっと喉の調子がアヤシイ今日この頃の私(EXIT?)
梨には体の熱をとる作用もあるので、喉がいがらっぽいなんて時にはピッタリの食材。
風邪のひき初めには温かく煮た梨
体の熱をとる作用がある【梨】
ただ熱をとる作用が、かなり強い【寒】の性質(五性)の食材なので、風邪のひき始めの寒気がするときには、煮たものを召し上がるのがベター。
また、下痢をしている、鼻水が出るなど、体が冷えているときにも、煮て食べたほうが良いそうです。
私は梨を煮たことはございませんが。
わざわざ鍋で煮なくても、薄く切って耐熱皿に並べて電子レンジ調理でも行けそうな気がする←ズボラー党ざっくり派なもんで。
ちなみに、体を冷やす作用が強い【寒】の食材は、熱中症予防になります。
この時季、まだ暑い日中は生の梨、朝食やディナーの後には煮た梨、なんてのがいいかもしれませんね。
梨の庭園で音楽会をしたという故事から、「梨」は芸能につながるんですってよ。
白い食材いろいろ
秋は白い食材を摂ることが養生につながると書きましたが、白い食材は梨のほかには、れんこん、ながいも等も入ります↓www.nazekini.com
皮をむくと白いので。
もちろん、見たまま白い大根も白い食材に入ります。
ちなみに、牛乳、豆乳も白い食材です。
昨年書いた記事↓
いくら身体にいい食材と言っても。嫌いだったり苦手という方は、食べない方がいいらしく、これについては面白い研究結果があって(テレビで観ただけですがw)
不味いと思うと、ストレスホルモン”コルチゾール”が分泌されて免疫力が下がったり、交感神経の活動が高まって胃腸の働きが抑制される→消化吸収もされにくい
また、美味しいと思うと、幸せホルモン”セロトニン”が分泌、副交感神経の活動が高まり、胃腸の働きがよくなって、消化吸収力もアップ⤴効率良く体内に栄養を取り込むことができるのだそう。
つまり、美味しいと思ってこその栄養という身体の神秘。
まあでも鰯の頭も信心、本人が良ければそれでいいとも言えますし←どっちやねん✋
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